シアリス販売

シアリスの効果と特徴

シアリスとは、バイアグラ、レビトラに続き販売・製造された第3番目のED治療薬です。日本では、日本イーライリリーが、2007年9月より販売を開始しました。

シアリスは他の治療薬と同じく、EDの改善効果が期待できる経口タイプの治療薬ですが、その効果や服用方法には若干の違いが見られます。日本では知名度という点でバイアグラに及びませんが、他のED治療薬に比べ、作用時間が長く食事の影響を受けないのが最大の特徴です。


日本国内におけるシアリスの扱いは、医師の処方を必要とする〝処方箋医薬品〟に指定されているため、医師の指示どおりに服用する分には特に問題となりませんが、近年は海外で販売されているシアリスを「健康クリニック」のように個人輸入代行業者を介して、入手されている方も増えているのが実状です。


シアリスがED治療に効果があるとされる理由を説明する前に、まずは陰茎(ペニス)が勃起するメカニズムについて簡単に触れておきましょう。陰茎には無数の神経と血管が集まっていますが、男性は性的興奮や刺激を受けると、陰茎海綿体の平滑筋が弛緩し動脈が拡張します。すると、大量の血液が陰茎内へと流れ込むため、スポンジのように血液を大量に吸い込んだ海綿体がパンパンに膨れ上がることで、陰茎がむくっと起き上がった状態になるのです。ところがED患者のペニスは、この平滑筋の弛緩機能と深く関わっている物質(cGMP)が少ない(原因 … cGMPを分解してしまう酵素(PDE-5)の分泌量が多いとする説が有力)ために、勃起に必要な十分な血液が陰茎に流れ込まず、その結果、勃起症状が見られなかったり、勃起してもすぐに萎えてしまう勃起障害が起こっていると考えられています。そこで、この勃起の邪魔をしている酵素(PDE-5)の働きを阻害する成分〝タダラフィル〟を含んだシアリスを服用すると、ED患者の陰茎内には一時的に血液流入が増加するため勃起することができる…というわけです。


基本、いずれの治療薬であってもEDに対し高い改善効果が期待できるという点においては違いはないようです。しかし、薬品に含まれる有効成分が異なってくるため、その具体的な効果や服用方法において若干の違いが見られるようです。シアリスは認可された時期が最も遅いため、日本では知名度という点でバイアグラに及びませんが、他のED治療薬に比べ、作用時間が長く食事の影響を受けないシアリスの処方を希望するED患者は、近年「自由度の高いシアリスが最も優れている」と増え続けているようです。


マスターベーションができればEDではない?

マスターベーション時に勃起しても、EDである場合があります。マスターベーションはEDの指標にはなりません。


性交渉は、自分以外の誰かを必要とする行為です。私たちは、他人と一緒にいると、それがどれだけ親しい人であっても、多少は緊張するものです。緊張した状態では、交感神経が活性化しているので、とくにEDの人は勃起するのが難しくなります。


一方、マスターベーションは他人を必要としない行為であり、したがって、他人と一緒にいるときのような緊張を強いられることもありません。このようなリラックスした状態では、副交感神経が働き、勃起のメカニズムも機能しやすくなります。EDの人でもマスターベーション時には勃起できるというケースがしばしば見られるのはそのためです。


したがって、マスターベーションができるかどうかは、EDの指標にはならないと考えたほうがいいでしょう。


EDになると「パートナーとの性交渉」ができない?

男性の場合、初めての相手だと、刺激が強いので性交渉もうまくいく、それに対し、妻や長年付き合っている恋人などとの場合、マンネリになり、刺激が少ないので性交渉がうまくいかない・・・一般的にはそう考えられているようですが、この法則はEDの人には当てはまりません。


緊張を強いられるような場面や刺激が強いケース、つまり交感神経が活性化している時は勃起しにくい状態です。男性機能が正常な場合はそれでも普通に勃起できますが、EDの人はそういう場面で勃起するのはたいへん困難です。したがってEDだと、初めての相手との性交渉のほうが失敗しやすく、長年連れ添ってリラックスできる相手とのほうがうまくいく場合が多いといえるのです。逆に言えば、妻や恋人との性的なコミュニケーションは、。心身をリラックスさせる効果があるということです。ぜひ、パートナーとの性交渉を大切にしてください。


★緊張や刺激はEDの敵


■一般的なイメージ
初めての相手だと、刺激が強いので性交渉もうまくいく。妻や長年付き合っている恋人などが相手だと、マンネリで刺激が少ないので性交渉がうまくいかない。


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■実際は・・・・
緊張を強いられる場面や、刺激が非常に強い場合、つまり交感神経が活性化している状態は、勃起しにくい。


【法則】
EDだと、初めての相手との性交渉のほうが失敗しやすく、長年連れ添ってリラックスできる相手とのほうがうまくいく。


「ストレス」がなくなればEDは治る?

仕事の悩みや心配事などのストレスによって、男性機能がうまく働かなくなるのはよくあることです。そのストレスを軽減させることによって、EDが治る場合も確かにあります。この場合、ストレスが心に作用し、それによって勃起しにくくなっているのではなく、ストレスが器質、つまり体に作用しているから勃起しにくくなっているのです。


ここでキーワードとなるのが「交感神経」です。交感神経の活性化もまた、EDの大きな原因のひとつなのです。交感神経はストレスに反応し、持続的な興奮や緊張をもたらします。勃起するのに必要なのは、興奮や緊張ではなく、実はリラックスした状態であり、交感神経が活発に働いていると、勃起しにくくなるのです。これがストレスとEDとの因果関係です。


高齢になればEDになるのは当たり前なのか?

ある程度の年齢になると、さまざまな体の不調と付き合っていかなければならなくなります。高血圧、腰痛や膝痛、老眼などは、高齢の人がごく普通に患っている症状です。同じように、男性機能も高齢になるにしたがって次第に衰えてきます。そう考えれば、「高齢になればEDになる」傾向があるのは確かです。


しかし、高血圧や腰痛に悩んでいる人は、それをなんとかしてやわらげようと考えるものですし、老眼になればメガネをかけて、できるだけ生活に支障がないようにするでしょう。それと同じで、「高齢になればEDになる」傾向があるからといって、それを放置しておいてもいいということにはなりません。EDとは治療すべき病気であり、高齢であっても治療できる病気なのです。


また、男性は80歳になっても性交渉ができますし、子供をつくることもできます。EDは、そういったエイジレスな性の営みを阻害する病気でもあります。


「セックスレス」の人にEDは関係ない?

EDは単に性交渉を阻害する病気ではなく、生活習慣病の一種。仮に「セックスレス」でも治療は必要です。


日常的に性交渉をほとんどしない生活を送っている人は、勃起する必要もないので、EDであろうがなかろうが関係ない・・・そう考えている人が多いのではないでしょうか。しかし、EDとは、単に「勃起しにくい」というだけの病気ではなく、血管の異常に原因がある生活習慣病です。EDを患っているということは、脳梗塞や心筋梗塞などの、より重度の生活習慣病にかかる可能性があります。ですから、「セックスレスだからEDは放置しておいてもいい」と考えるのは、たいへん危険なのです。


また、逆にセックスレスの原因が、実はEDにあるという可能性があります。なかなか勃起せずに性交渉が不首尾に終わってしまうことが続くと、妻や恋人との関係も気まずくなり、結果的にセックスレスとなってしまうということは大いにありうることでしょう。その意味でも、EDはぜひ治療すべきなのです。


知っておきたい「2つのED」の意味

EDは「勃起不全」の意味ですが、「血管内皮障害」という側面もあります。いずれも英語の頭文字は「ED」です。


一般的な生活習慣病には、自覚症状がほとんどありません。ですから、ある日突然脳卒中で倒れてしまったりするのです。しかし、EDははっきり自覚できる症状です。EDに早めに気づき、適切な治療をすることで、それ以外の動脈硬化を原因とする病気を防ぐことができます。


EDとは「エレクタイル・ディスファンクション=勃起不全」の意味がありますが、EDには実は「エンドセリアル・ディスファンクション」=血管内皮障害」という側面があります。動脈硬化の原因は、NOの産生量の減少にありますが、そのNOは血管内皮から分泌されるからです。


血管内皮から出るNOの量が減り、動脈が硬くなり、その影響が最も先にペニスにあらわれる。それがEDなのです。


【POINT】 最新の研究によって、EDの原因は「血管内皮障害」であることがわかってきた。しかし、日本における一般的なEDの認識は単に「勃起不全」にとどまり、まだまだEDの本質的な治療法について知らない人が多い。EDは血管の状態を改善することによって、必ずよくなる病気である。


「心筋梗塞」「脳梗塞」とEDとの関係とは?

EDは最初に症状があらわれる生活習慣病です。早い段階でEDを治療しておけば、ほかの生活習慣病を防ぐことができるのです。


急性心筋梗塞を引き起こす動脈の太さは3mmから4mm、脳卒中を引き起こす動脈の太さは5mmから7mmです。それに対し、ペニスの動脈はわずか1mmから2mm程度しかありません。したがって、動脈硬化の症状は、最初に最も細くデリケートなペニスの血管の変調、つまりEDとしてあらわれるのです。これが、EDが「最もかかりやすい生活習慣病」である理由です。


ここから、次のような法則を導くことができます。すなわち、「脳卒中や心筋梗塞を患った人は、全員がEDである」。これは実は、極めて重要な法則です。なぜなら、逆に、EDに早い段階で気づいて、治療しておけば、脳卒中や心筋梗塞を予防することができるからです。


つまりEDは、単に「勃起しにくい病気」というだけではなく、男性の体の変化を教えてくれるシグナルでもあるのです。


★EDは脳卒中や心筋梗塞のサイン!

EDは最初に症状があらわれる生活習慣病である
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脳卒中や心筋梗塞を患った人は、全員がEDである
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EDに早い段階で気づいて、治療しておけば、脳卒中や心筋梗塞を予防することができる


EDは最もかかりやすい「生活習慣病」である

動脈が硬化することがEDの大きな原因で、これはほかの生活習慣病と同じです。EDは「生活習慣病」の一種なのです。


EDとは端的にいえば、「男性が最もかかりやすい生活習慣病」です。ED患者は、現在日本に約1130万人いて、40代男性の20%、50代の40%、60代の60%がEDであると推測されています。


生活習慣病というと、糖尿病、高血圧症、脂質異常症(高脂血症)、脳梗塞、心筋梗塞、うつ病などが代表的なものとして挙げられますが、これらの病気はすべて、体内の一酸化窒素(NO)が減少し、動脈が、硬化することによって起こります。心臓の周辺の動脈が硬化すれば心筋梗塞となり、脳の動脈が硬化すれば脳梗塞となります。同様に、ペニスの動脈が硬化することによって起こる病気がEDなのです。EDが「最もかかりやすい生活習慣病」なのは、ペニスの血管が心臓や脳と比べて非常に細くデリケートだからです。NOの減少による血圧の不調は、最初にペニスにあらわれます。それがEDなのです。


■ED=糖尿病、高血圧症、脂質異常症(高脂血症)、脳梗塞、心筋梗塞、うつ病などと同じ「生活習慣病」


体内の一酸化窒素(NO)が減少する

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動脈が硬化する

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血流が滞る

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心筋梗塞、脳梗塞、EDとなる


※EDはペニスの動脈が硬化することによって起こる病気である。つまり、血管の病気であり、ほかの
 生活習慣病と大いに関係している。



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